中秋の名月とは、旧暦8月15日の十五夜にお月見をするならわしで、一年でもっとも月がきれいに見える日と言われています。
そんな中秋の名月は、毎年決まった日という訳でないという事や、満月とは限らないという事をご存知でしょうか。
そうなると2021年の中秋の名月はいつ見れるのか、満月なのかという事が気になります。
そこで今回は中秋の名月2021はいつ見れるのか時間について調べてみました。
東京で中秋の名月が見れるおすすめスポットについても調べていきますね。
Contents
中秋の名月2021は満月?

中秋の名月(十五夜)は満月と思われがちですが、実は満月でない年もあります。
2021年の中秋の名月は満月となっていて、満月の中秋の名月は8年ぶりなのです。
中秋の名月が満月とは限らない理由としては、旧暦と実際の月の満ち欠けの周期が一致しないためです。
そもそも月の満ち欠けの周期は一定ではなく、月によっては15日を待たずに満月となることがあれば、15日を過ぎてやっと満月ということもあります。
それは、地球を旋回する月の軌道が楕円状であることが理由です。
楕円運動をしている月は、地球に近いところでは運行が早く、遠いところでは遅くなります。
そのため運行が早いときは満月が早くきますが、遅いときには満月も遅れてやってくるのです。
そのような理由で、中秋の名月も満月とは限らなくなるのです。
2021年の中秋の名月は満月なので、秋の夜長をお月見で楽しみたいですね。
中秋の名月2021はいつ?

中秋の名月2021年は9月21日(火曜日)です。
中秋の名月は、実は毎年決まった日ではなく、その年によって違います。
どうして毎年違う日になるのかという理由についてですが、中秋の名月が現在の新暦ではなく旧暦で定められているからです。
中秋の名月は十五夜(じゅうごや)とも言われ、旧暦の8月15日とされています。
旧暦と新暦には周期の違いがあるため、旧暦を新暦に変換するとまったくバラバラの日になります。
2019年 | 9月13日 | 金曜日 |
2020年 | 10月1日 | 木曜日 |
2021年 | 9月21日 | 火曜日 |
2022年 | 9月10日 | 土曜日 |
2023年 | 9月29日 | 金曜日 |
こちらの表を見ても、中秋の名月の日にちがバラバラになっている事が分かります。
中秋の名月がいつなのかという事は毎年チェックが必要ですね。
【東京】中秋の名月2021の見れる時間は?
中秋の名月が見える時間ですが、
月の出:18時7分
月の入り:5時17分
となっていて、比較的長い時間、月が出ている事が分かります。
お勧めの時間帯は、東の空に輝き始める19時から南東の空へとのぼっていく21時ごろです。
中秋の名月は一年でもっとも美しい月と言われているのは、湿気が減り、空気が澄んでいる季節だからです。
秋は気温が下がり、空気中の水蒸気が減る事で、月がくっきりときれいに見えると言われています。
ちょっと肌寒いかな?
といった秋の気配を感じながらのお月見も風情がありますね。
【東京】中秋の名月が見えるおすすめスポット!

中秋の名月をバッチリ見たい!と思っても東京には高層ビルや建物が多く、ゆっくりと見れないのでは・・・と心配されている人も多いと思います。
そんなあなたのために、東京で見られるお月見スポットを紹介しますね。
東京タワー
住所:東京都港区芝公園4丁目2−8
東京のシンボルである東京タワーでは、中秋の名月の日に合わせて
・美しい月に合わせた特別なライトアップ
・展望台への外階段を上る「お月見階段ウォーク」
などを毎年開催しています。
約600段の外階段を歩いて昇ることができ、お月見を楽しめるイベントです。
※2021年の開催は新型肺炎の拡大により、まだ発表されていません。
向島百花園
住所:東京都墨田区東向島3丁目18
向島百花園は江戸時代に造られた庭園です。
毎年行われる「お月見の会」は江戸時代から続けられている恒例の行事で、由緒ある場所でお月見を楽しむことができます。
伝統を感じながら、情緒あふれる園内でのお月見は風情がありますね。
2021年の中秋の名月は満月という事もあり、お月見をゆっくりと楽しみたいですね。